ソコソコの価格でもオーダーの仕方でもっと安くなる
のぼり旗の価格には幅がある。激安店なら1枚500円からあって、普通な感じの価格なら1枚あたりデザインコミコミで1600円とか~。けれども送料が無料とか有料とか、大量枚数の発注が前提とか、条件ものぼり旗店によっていろいろで、どこが良い店なのか、選び方がわからなくなってくる~。
そこで、ここでは“のぼり旗の価格”に的を絞って、A社の場合を取り上げて、ソコソコの価格なのかどうなのかを考えてみることにしました。だいたいどこののぼり旗店でも、発注する枚数が多くなるほど、値段は割安になっていきます。
A社 インクジェットフルカラー印刷の場合の価格
●1~9枚のオーダーで1,380円
●10~29枚のオーダーで1,280円
●30~49枚のオーダーで1,240円
●50~79枚のオーダーで1,140円
●80~100枚のオーダーで1,080円
●101~200枚のオーダーで1,030円
●201~300枚のオーダーで1,000円
枚数がふえるほど1枚あたりののぼり旗単価は安くなっていきますが、このショップが他社とは違って工夫を凝らしているところは、「発注から納品までの期間を長くすればするほど、さらに価格が安くなる」というシステムです。上記に示したのはA社が通常納品としている納期の事例。
「その日の午前中に発注して、4営業日後に発送」というのが通常納品です。これに対して発送までの日数を通常納品の倍、8営業日にすれば、通常納品の設定価格から10%の割引、さらに15営業日後の発送で良ければ、通常納品の価格にくらべて30%も割り引いてくれます。
“品質はそのままで安い”のだから、ホントの安心
こうした割引プランには適用条件があるので、事前に問い合わせして細かく確認する必要がありますが、納期を延ばすことで最大30%も割引してくれるなら、それを活用しない手はありません。最初から激安・最安値ののぼり旗店に食いついてしまうのとは違う安心感があります。
【納期を選んで発注者が価格を決めるシステム】
●通常の製品の納期が長くなるというだけなので、「のぼり旗そのもののクオリティが下がっているかも」という心配がまるでない。
●1~9枚のオーダーで通常1,380円するところが、3割カットなら、966円にまでコストダウンできる。
●考えようによっては、オーダーする側が価格調整をできるシステム。よほどせっぱ詰まった状態でなければ1割引でも3割引でも選択できる。
●納期を延ばして安くするのとは逆に、翌日発送の特急仕上げというのもある。通常の料金に300円をプラスするだけなので意外とリーズナブル。
ちなみにA社のホームページに掲載されているのぼり旗であればサイズは問われないが、印刷はインクジェットが前提となっており、その他、別途での発注者側からのお願いは対象外となってしまうこともあるので要注意です。
のぼり旗店にはA社を事例として取り上げたように、直接的な価格値引きではなく、あらゆる工夫で最終的に実質値引きになるようなサービスプランが各社各様にあります。 “まあまあソコソコという価格”で、そこに安さをプラスし最安値に近づける安心の方法があることを知っていただけたらと思います。